2008年7月28日月曜日

7月28日:マグパイ対プラバー


● マグパイ対プラバー
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 7月28日:
マグパイ対プラバー
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 プラバーは真剣に抱いている。
 ちょっと離れたスキをみはからって見にいった。
 卵は4個である。
 途端に、オスメス2羽の急襲が始まった。
 相当、神経質になっている。

 これまでは、頭上で威嚇していた。
 だが、今日はそうではない。
 目線に近い位置、だいたい背の高さほどの低さで、遠くから突っ込んでくる。
 1m半くらいのところで急旋回する。
 だいたい120度から130度くらいである。
 まあ、UFOでもない限り、直角旋回はできないだろうが。

 これは非常にいらだたしい。
 絶対に「プラバーは襲わない」という確信をもっていても、もしかしたらなんらかの都合で襲われるかな、といったグ゙にも付かない不安な気分になるほどである。

 プラバーが飛び立つと、スキをみてマグパイが襲う。
 プラバーが逃げる、マグパイが追う。
 これは、相変わらずおもしろい。
 餌場では、いつもプラバーがマグパイを追い払っている。
 どうもその仕返しのようだ。
 怨念をこめた復讐のように感じる。
 「ネバーギブアップ マグパイ」だ。
 この二鳥、どうも後ろを見せたほうが弱い。
 後ろに着かれた方が、負けになり、逃げ出す。


 私が引き上げてから、メスは10分もしないうちに卵に戻り、再び抱き始める。
 昨日までは、小一時間くらいしないと抱きにはもどらなかったのだが。

 ここまで真剣ということは、抱きに専念しており、もう卵は産まないということなのだろう。
 また、私が出ていくとメスは逃げるだけで、決して襲撃に参加しなかったのだが、今日は2羽で襲ってきている。
 メスも産み終わって身が軽くなり、襲撃に加われるようになったということか。

 まとめると、4個の卵を、一日おきに1週間かけて産み終えた、ということになる。



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